ファクタリングにおける「債権譲渡登記」

ファクタリング契約を結ぶ

ファクタリングでは債権の売買が行われた事を公示するため、法務局にて「債権譲渡登記」を行います。
当ページでは登記の必要性や当社の対応について解説したいと思います。

債権譲渡登記の基礎知識

債権譲渡登記とは、法人による債権譲渡等が行われた事実を公示するために記録する登記です。
登記を行うことで、誰でも「債権譲渡の記録」を閲覧できるようになるため、既に譲渡されてしまった債権を購入する二重譲渡防止対抗要件の目的があります。
2社間ファクタリングでは売買の事実が第三者には不明なため、登記を行うことでその事実を公示します。

つまり、債権譲渡登記はファクタリング会社が債権の売買を証明するために行うものです。
まずは、登記の種類やメリット・デメリットについて確認していきましょう。

登記申請の方法と種類

債権譲渡登記の申請手続きは次の4つの種類があります。

債権譲渡登記 質権設定登記 延長登記 抹消登記

債権譲渡登記には期限が明記されているため、継続的に行う場合は定期的に延長登記をしないといけません。
期限切れのまま放置しても制度上は問題ありませんが、原則として当該登記を削除するための「抹消登記」を行います。

当社では設定から抹消までを行わせていただきますが、一部のファクタリング会社では抹消登記を行ってくれない場合がありますので注意しましょう。
なお、法人にのみに登記できる制度であり、個人事業主様の場合は債権譲渡登記自体ができません。

債権譲渡のデメリット

ファクタリング利用者様から見ると、債権譲渡登記には「登記費用が掛かる」というデメリットがあります。
また、債権譲渡登記をすることで売掛先や金融機関に知られてしまう可能性がある点もデメリットと言えます。

ただし、以前は債権譲渡登記を行うと、法人の商業登記簿謄本に記載されてしまいましたが、現在は別個の債権譲渡登記ファイルに記載されるようになっています。
つまり、別個の債権譲渡登記ファイルを確認されない限り、第三者が債権譲渡登記の有無を確認することはできませんので、当該登記が知られる可能性は低いと考えます。

さらに、当該登記には「どの売掛債権なのか」までは記載されませんので、取引先が複数社ある場合は債権の特定ができません。
なお、当社では
個人事業主様の場合には登記無し
法人のお客様は債権譲渡登記費用をサービス
でご対応いたしますので、ご安心ください。

ファクタリング会社が登記を行う理由

登記を行うファクタリング会社

ファクタリングは、赤字状態や創業後間もない企業様でもご利用が可能です。
そして、一部ではファクタリング契約期間中(売掛金の支払い前)に利用企業様が倒産してしまうケースもあります。

この場合、ファクタリング会社は売掛先に対して直接請求を行いますが、2社間ファクタリングを利用されていた場合ですと売掛先は譲渡された事実を知りません。
(※3社間ファクタリングの場合は、事前に内容証明郵便等で債権譲渡の通知を行っているため、このような問題は起こりません。)

そこで、2社間ファクタリングの場合には債権譲渡登記を行い、対外的に譲渡があったこと(対抗要件)をアピールするのです。
このように、登記は債権の売買を公示する役割を持っています。

二重譲渡を防ぐ狙いも

債権譲渡登記を行うと、当然ですが登記簿にその旨が記載されます。
ファクタリングの審査では債権譲渡登記の有無を確認していますので、登記が確認できれば、利用企業様に対して内容を確認することが可能になります。

原則としてファクタリング会社は既に譲渡されている売掛債権を購入することはありません。
つまり、ファクタリング会社は“登記の有無”を確認することで二重譲渡を防止しているのです。

二重譲渡の仕組み

債権譲渡登記は必ず行う?

ここまで説明させていただいた通り、多くのファクタリング会社は二重譲渡防止のために債権譲渡登記を実施しており、弊社もそれは例外ではありません。
しかしながら、ファクタリングを行う企業様の多くが「一分一秒でも早い資金調達を求めた結果ファクタリングを選択している」という事情がございます。

そこで、当社では審査やご相談いただいた事業者の要望・状況によって債権譲渡登記を行うか行わないかを臨機応変に対応しております。
債権譲渡登記は電子申請等でできますが、登記をしない場合に比べて時間がかかり、スピードを下げる原因となってしまうためです。

すぐに資金調達したい場合、ご相談や必要書類を提出頂いた時間によっては、債権譲渡登記なしで手続きを進めることで即日入金に対応できる場合もあります。

アンカーガーディアンでは登記を省略

クライアント様目線でファクタリングを行います

前述した通り、債権譲渡登記はあくまでも任意で行うものです。
言い換えればファクタリング会社側の都合で行われるものであり、債権をお売りいただくクライアント様に多大な労力及び金銭負担を強いていることに他なりません。

さらに、中には債権譲渡登記の「抹消登記」で更なる登記手数料を請求するファクタリング会社もおり、クライアント様にとって正に“百害あって一利なし”と言えます。
アンカーガーディアンは、これらの負担を極限まで抑えるため、原則として債権譲渡登記は行わずに取引を進めさせていただいております。
これにより、必要書類は簡素化され、他社よりもスピーディーかつリーズナブルなファクタリングサービスを実現させました。

利用企業様の状況や売掛債権に最適なプランを迅速にご提案させていただきますので、よりスピーディーにお手続を進めたい場合には、是非弊社のファクタリングをご利用くださいませ。