運送業のファクタリング事例

運送業のイメージ

運送業者様から多く寄せられるご相談5ケース
1運送コストの変動による経営不安

先進国屈指の内需国(海外への依存度がほとんどない)である日本ですが、自国で賄えないものの代表格として挙げられるのが「ガソリン」です。
運送業にとって車両・燃料は欠かせませんので、ガソリン代の高騰によって経営が不安定になる可能性があります。

2車両や設備の導入を行いたい

前述したとおり、運搬に車両は必須です。そのため、定期的なメンテナンス・買い換え等が必要になり、日々の点検のための場所や道具も確保せねばなりません。
特に新規開業の際にはまとまった資金を用意する必要があります。

3人員確保のための費用捻出

運搬には、車両・燃料だけでなく、積荷を運ぶための「人」が必要です。
運送業は昼夜を問わず稼働している上、荷物の揚げ降ろしなど、非常にハードな業務となります。
そのため、スタッフの給与は比較的に高い水準となっており、人員確保には多大なコストが掛かります。

4事故等の予期せぬトラブルで資金が必要

事故は仮に100%の安全管理をしていたとしても起こってしまうものです。
その上にいつ起こるかが分かりませんので、予期せぬ形で示談金・治療費・車両の修理代・積荷の補填費等が掛かってしまいます。
したがって、当該費用を埋めるために資金繰りが必要となるケースが多いです。

5つなぎ資金としてファクタリングを活用したい

運送業は、運搬を約し、完了をもって対価が支払われる請負契約です。
そのため、業務が完了するまでのコストは原則として運送会社側が負担します。
その間の費用を確保するため、ファクタリングを行いたいというご相談が多くなっています。

運送業におけるファクタリングの特徴

利用する債権 運送請負契約で生じた債権等
対象企業 運送業を営む企業
適している事業規模 個人事業主
小企業~大企業
手数料相場 5~15%
メリット 運送業で起こり得る、ガソリン代・人件費の高騰等のリスクに備えることができます。
また、事故に伴う治療や示談交渉・車両の故障といった予期せぬトラブル時の資金繰りにも適しています。
運送業ファクタリングの仕組み

運送業はガソリン代、高速代、人件費など運営コストの高い業種です。
さらに、業界全体で12月や3月が繁忙期になるなど、季節によって業務量と売上が変動しやすく、繁忙期になると渋滞が増えるので高速代やドライバーの残業代が膨らんでしまいます。

このように月単位で見た収入と支出が安定しないことから、運転資金を確保するためにファクタリングを活用する事例が多いです。
ほかにも、運送業ではトラックの故障や代替・事故を理由に突発的な出費が発生してしまうなど、予期せぬ形で資金調達が必要となるケースもあります。

価格競争で元請から低運賃の仕事を発注されるケースも多い運送業界では、下請会社の厳しい状況を理解してか債権譲渡(3社間ファクタリング)に快く応じてくれる元請会社が多くなったように感じています。
ただし、信頼関係で受注量を減らされるリスクも高く、3社間ファクタリングと2社間ファクタリングのどちらを使うか、しっかり見極めないといけません。
実際の活用事例を見ながら運送業におけるファクタリングの特徴を解説いたします。

ファクタリング利用事例

年に数度のファクタリング利用
地域 年商 従業員
広島県 2億円 8名
契約内容 売掛金 調達額
2社間ファクタリング 1,000万円前後 800万円
(※一部買取)

定期的にご利用くださっているF社様は、12月と3月などの繁忙期にファクタリングを活用し資金難を乗り切っています。
取引先によっては売掛サイトが1ヶ月以上長いのに対して、ガソリン代、高速代のカード請求と従業員の給料は翌月に払わなければならず、現金が不足しがちだからです。

そこで、繁忙期のコストを工面するためにファクタリングを活用し資金を改善しています。
繁忙期と閑散期では当然売上が変動しますが、バランスを取るためにファクタリングにて財務調整が行えるようご提案させていただきました。

元請会社によるファクタリング斡旋
地域 年商 従業員
福岡県 30名
契約内容 売掛金 調達額
3社間ファクタリング 300〜1,000万円 案件毎に変動

自社配送のほか、複数社への外注を行っているA社様では、月末締めの翌々月15日払いの掛け払いを行っています。
業界事情を理解しているので売掛サイトを短くしたい気持ちもあるようですが、一部で発注者からの支払いが遅いことや、1運行ごとに報酬を支払っているため、集計に時間のかかる問題があり短縮は難しいのが現状です。

取引先からは「支払いを早くして欲しい」と相談されることが多いようで、資金繰りに悩む下請会社には要望に応じて当社をご紹介して頂いています。
A社様は運営実績が長く、安定した仕事を受注している信頼性が高い企業です。
3社間ファクタリングに対応できるためファクタリング手数料が安く抑えることが可能であり、下請会社の企業様にもご満足いただいています。
運送業では売掛サイトを短くする打診をするとファクタリングを紹介されることが多いので、資金繰りで悩んでいる人はファクタリングの相談をするのではなく売掛サイトを短くする相談をしてみてはいかがでしょうか。

事業拡大のための資金繰り
地域 年商 従業員
宮崎県 1億円 25名
契約内容 売掛金 調達額
2社間ファクタリング 800万円 300万円
(※一部買取)

宮崎県を本拠に、年々事業規模を拡大されている運送業を営むクライアント様(以下「I社様」)の事例をご紹介いたします。
I社様は開業からまだ15年ほどでありながら、宮崎・福岡をはじめとした九州エリア内で立派な「中堅運送会社」へと成長を遂げている企業です。

理由は、I社様が掲げる“攻めの経営戦略”が関係しています。
通常は自社のキャパシティー内で運送を請け負いますが、I社様ではどんどん仕事を受注し、設備が足りなければ足りない分を補充・投資するという経営方針を執っています。

その仕事量の多さからI社様には常に「売掛金」が発生しているため、ファクタリングを活用することで、業務を遂行できなかったことは一度も無いそうです。
常に資金調達ができる”という点は、同社様にとっても非常に大きなウエイトを占める経営戦略カードであると言えるのではないでしょうか。