人材派遣業のファクタリング事例

人材派遣業のイメージ

人材派遣業者様から多く寄せられるご相談5ケース
1スタッフ確保のための資金が必要

人材派遣業は、文字通り企業に人材を派遣することで利益を得ています。
したがって、人手不足は“提供する商品やサービスが品切れ”という状態であり、売上を立てられないということを意味します。
求人広告は常に行わなければならず、人材派遣業を営む企業にとってもっとも大きな費用となることは間違いありません。

2派遣先が廃業したことで貸倒れとなってしまった

派遣した企業から受け取るはずであった報酬が、倒産・解散等により回収出来なくなってしまうことがあります。
このような場合であっても派遣されたスタッフには給与を支払わなければなりませんので、派遣会社側は大損です。時には数百万円もの損失を出してしまったため資金調達が急務、というケースは決して珍しくありません。

3社会保険料の支払いを行わなければならない

社会保険への加入は企業の義務ですが、現在においても加入していない企業は相当数存在しています。
しかしながら、年々調査や徴収は厳しくなっており2010年ごろから加入する企業が急激に増えたという印象です。
人材派遣業にもその波は押し寄せており、スタッフの多い当該業種において、社会保険料の支払いは非常に大きな負担と言えます。

4派遣業許可取得の資産要件をクリアする

人材派遣業を営む企業は相当数のスタッフを抱え、毎月賃金を支払わねばなりません。
そのため、スタッフに対する賃金支払いが滞らぬよう、厳しい資産要件が設けられています。(事業所毎に純資産額2,000万円・現金預金1,500万円以上等)当該要件をクリアするため、売掛金を早期現金化したいというクライアント様も多いです。

5トラブル等で損害賠償を受けた

多くのスタッフを抱える人材派遣業では、派遣先でトラブルが起きてしまうことも珍しくありません。
派遣先の社員と喧嘩をしてしまった、物を壊してしまった、遅刻や急な欠勤で損害を与えてしまった等により、場合によっては損害賠償責任へと発展してしまうリスクもあります。

人材派遣業におけるファクタリングの特徴

利用する債権 派遣先企業から支払われる報酬等
対象企業 人材派遣業を営む企業
適している事業規模 中企業~大企業
手数料相場 5~15%
メリット 派遣サービスを利用する企業は、中~大企業であるケースが多いです。
そのため、債権の信頼性が非常に高く、高額買取が見込めるという利点があります。
ただし、大企業の場合ですと債権譲渡に同意してもらえない可能性が高いため、3社間ファクタリングによる取引が期待出来ない点には注意が必要です。
人材派遣業ファクタリングの仕組み

人材派遣業には日雇いや紹介予定派遣など様々な形態があります。
ファクタリングでは、派遣した人材の給料から報酬が支払われる契約ではなく、プロジェクト単位で受注する契約時にファクタリングを活用されることが多いです。
また、人材派遣業は新規参入者が非常に多く、創業まもない企業様から運転資金確保のためにファクタリングをご検討されるケースもあります。

ファクタリング利用事例

イベント主催者からの依頼
地域 年商 従業員
福岡県 3億円 100名
契約内容 売掛金 調達額
2社間ファクタリング 2,000万円 1,800万円
(※一部買取)

H社様は、イベント主催者から会場の設営や撤去の業務を受注することを業としています。
原則として、人員数に応じてではなくプロジェクト形式で報酬が支払われますので、スタッフの人件費やイベント会場の費用は自社で先に負担せねばなりません。

さらに、設営や撤去には多数の人員が必要となるため、自社で抱えるスタッフの他、複数の協力会社にも外注しています。
単価の大きな案件になるほど売掛サイトは長くなる傾向があり、自社で抱えるプロジェクトの受注状況も季節で変わってきます。
H社様では、数千万円単位の案件を受注した際に、スタッフや外注先へスムーズに支払いができるように、ファクタリングを「つなぎ資金」として活用されています。

人材派遣業はどこも人手不足で悩む所が多く、即日払いや週払いなどの付加価値を重視されます。
案件に応じた相応の人材をかけて、遅れることなく設営と撤去をするためにも、ファクタリングで資金調達するメリットが大きいです。
さらに、大きな会場を使う場合は、設営や撤去の時間が遅れると多額の賠償金を請求される恐れもありますので、リスク回避にも繋がります。

顧客の要望に応じて
地域 年商 従業員
鹿児島県 1名
契約内容 売掛金 調達額
2社間ファクタリング 80万円 68万円

人材派遣業は、比較的初期費用のかからない事業(一般労働者派遣事業許可を取得する場合には資産要件有)ですが、新規参入する場合は人脈などのコネクションが重要です。
縁があって代表者1名で人材派遣会社を立ち上げたJ社は、取引先から「他社を切りたいので今すぐ増員できないか?」と相談がありました。

大きなチャンスだと踏んだのですが、短期間でまとまった人材確保するには数十万円の広告費をかけないといけません。
最低限の開業資金で起業していたため手元のキャッシュがなく、ファクタリングを使って広告費用を捻出しました。
スタッフへの給料を払わねばならないためファクタリングを数ヶ月継続する形になりましたが、無事に増員してビジネスを軌道に乗せられたようです。
J社様からは、日本政策金融公庫からの融資も検討したけど、取引先から増員までにスピードを求められていたので、ファクタリングを活用して良かったと喜んでくださりました。

スタッフ確保の資金繰り
地域 年商 従業員
兵庫県 4,500万円 5名
契約内容 売掛金 調達額
2社間ファクタリング 250万円 210万円

大手派遣会社からイベント設営等を請け負っていたM社様では、慢性的な人材不足に悩んでいました。
求人広告の効果が少なかったため一部の仕事で「即日現金払い」という条件を設けてみたところ想像以上の反響が得られたようです。

一方で、元請からの入金は数か月後になってしまうため、資金不足に悩まされることも多くなってしまいました。
そこでM社様では、一時的な資金を確保するために“ファクタリングによる財務安定”を図ろうと当社にご相談にお越しいただきました。
銀行よりもスピーディー”“少額の資金調達も可能”という点がM社様に強くフィットし、それ以降数か月に一回程度の頻度でご利用いただいております。

なお、ファクタリングによって多くの人員が確保でき、その後は求人広告費を下げても一定の登録スタッフはキープ出来るようになったそうです。